社会人は、継続して6カ月勤務すれば有給休暇が法定付与されます。しかし、土日祝日休みになっているオフィスの場合には、それにプラスして長期休暇を取得するのは社内で休める状況かどうかを見極める必要があります。
繁忙期を外したりと配慮しなければならない事情も多く、自由に取得しづらいのが現実であるようです。シフト勤務の方は特に、1か月前や2週間ほど前にシフトの希望を入れることができるとはいえ、人数ぎりぎりで稼働していることが多いため、長期休暇を取得しようとすると他の人の都合を無視する行動とみなされてしまうので注意が必要です。
もともと土日祝日は、シフトに入るようリクエストされていることが多く、繁忙期で人手不足といった事情もあり、2連休を取得するのも難しい状況のところも多いようです。社会人になっても長期休暇を自由に取得したいという人は、就職活動の時点で休みがとりやすい企業を探す必要があります。制度として取得できる場合であっても、実際には活用されていない場合も多いため、リクルートを利用して職場の内情を知っている人に話を聞いておいた方がいいでしょう。もちろん仕事をすることが当然の前提となるので、休暇の話はさりげなく聞いてみることをおすすめします。
企業によっては、ボランティアの場合休暇を推進していたり、業務扱いにしてくれたりする場合もあるようです。製造業では、製造ラインをストップさせてきちんと休みを確保するため、夏期冬期と企業全体でまとまった休みが取得できるようになっているので仕事選びの際にチェックしておくことをおすすめします。